皆さんこんにちは。
怠慢管理人の藤沢です。

ながらくご無沙汰しておりますが、
かろうじて生きてます。

そんな中ですが、KINDLEで新刊を出しますので、
告知させて頂きます。

現代詩の解説本『詩のある散歩道』がついに発売になりました。

詩のある散歩道
藤沢裕之(@fujisawahi)
然書房
2015-07-24


 従来の堅苦しい解説書とは異なり、
初めて詩作品に触れるという方にもすんなりと入っていけるような、
(まるで散歩道をあるくように)解説書に仕上がりました。

<紹介作品一覧> 
しずかで美しい時間  『夕方の三十分』黒田三郎 
ひらがなのやわらかさ  『かぜのひきかた』辻征夫 
超現実的写実  『瞠視慾』長谷川龍生 
文字から感じる猛烈な痛み  『爪剥ぎの五月』鈴木志郎康 
読み解きの楽しさ  『チャーリー・ブラウン』清水哲男 
退廃的エロティシズムに隠れる気概  『洗面器』金子光晴 
恋人よ 君は薔薇  『薔薇の木』高橋睦郎 
現代詩における戦争の重さ  『死んだ男』鮎川信夫 
少年の純粋な心、父親の複雑な心境  『I was born』吉野弘 
名前すら爽やかな国民的詩人  『ネロ』『鋏』『メートル原器に関する引用』谷川俊太郎 
さわることにさわる詩人達  『さわる』大岡信  『渡世』荒川洋治 
やさしいけど、どこか悲しい  『象の鼻』『いない いない』高階杞一 
素直な言葉  『死』『愚かな涙』高見順 
垂直的人間  『腐刻画』『四千の日と夜』『誤解』田村隆一 


非常に読みやすい作品となってますので、
ぜひお楽しみ頂ければと思います。

よろしくお願い致します。