『もし僕が歳をとったら』
雨上がりの匂いや 初めての性交の瑞々しさ
雨上がりの匂いや 初めての性交の瑞々しさ
胸の奥の鈍痛 遠い国のテロや飢餓
やり過ごす何気ない日々
何かが追いかけてくる
僕は それに気づかないふりをして
妻の作った酢豚をレンジで温め
少しずつ食べながら ウィスキーを口に含む
妻と子供は襖の向こうで すでに寝息を立てている
もし僕が歳をとったら
子供が初めて立った日のことや
今食べている酢豚のことは
忘れてしまうのだろう
<推敲前>
これがたたきです。
推敲の流れを記録してみようかと。
ていうか、詩作は3年ぶりくらいかも。